窓のゴムパッキンにカビができたときの対処法とは?

普段、窓周りの掃除はこまめにしているでしょうか。
日々の忙しさに、そこまで手が回っていない方は多いかもしれません。
その結果、窓周りに汚れが貯まっていないでしょうか。

窓周りの汚れはカビの発生原因になりやすく、梅雨時や冬になると黒カビが発生してしまうことがあります。
窓周り、とくに窓のゴムパッキンにカビができてしまったときの対処法について紹介します。

窓のゴムパッキンにカビができたときの対処法とは?

カビができたばかりのときの対処法

窓のゴムパッキンにカビができたばかりのときなら、キッチンにある食器用洗剤でも対応可能です。
準備したいのは、次のアイテムです。

・バケツ
・水
・食器用洗剤または中性洗剤
・濡れ拭き用ぞうきん
・乾拭き用ぞうきん
・キッチンペーパー

バケツに水を張ったら、洗剤を数滴垂らします。
このバケツに濡れ拭き用ぞうきんを浸し、軽く絞った後に水拭きして汚れやカビを取り除きます。
その後、乾く前に乾拭きぞうきんで拭き取りましょう。

もし、なかなか汚れやカビが取れないときには、キッチンペーパーに洗剤入りの水を含ませ、ゴムパッキンに「湿布」します。
数分置いてから拭き取りましょう。

カビがいつできたか分からないときの対処法

いつの間にかカビができていた場合には、先ほどより踏み込んだ掃除方法を試しましょう。
準備したいのは、次のアイテムです。

・塩素系漂白剤(カビ取り剤)
・キッチンペーパー
・バケツ
・水
・水拭き用ぞうきん
・乾拭き用ぞうきん
・ゴム手袋

まずはバケツに水を張り、水拭き用ぞうきんを浸して軽く絞り、表面の汚れを拭き取ります。
カビが生えたゴムパッキンにキッチンペーパーを置き、その上から塩素系漂白剤をスプレーします。

ゴム手袋をしてから、塩素系漂白剤で湿らせたキッチンペーパーをしっかりとゴムパッキンに密着させます。
15分ほど放置したら、乾いたキッチンペーパーでカビや余分な塩素系漂白剤を拭き取ります。

改めて水拭き用ぞうきんを湿らせ、水拭きします。
最後に乾拭き用ぞうきんで、しっかりと拭き取りましょう。

頑固なカビができてしまったときの対処法

頑固なカビができてしまったときには、塩素系漂白剤をさらに密着させる方法で対処しましょう。
準備したいのは、次のアイテムです。

・塩素系漂白剤(液状のもの)
・片栗粉
・ラップ
・割り箸
・器
・キッチンペーパー
・バケツ
・水
・水拭き用ぞうきん
・乾拭き用ぞうきん

器に片栗粉を大さじ2杯、塩素系漂白剤を20~30ml入れ、割り箸を使ってよく混ぜ合わせます。
ペースト状になったら、カビができたゴムパッキンに塗ります。
ラップを重ねしっかりと密着させ、30分程度放置しましょう。

放置時間が過ぎたら、ペースト状のものをキッチンペーパーで拭き取ります。
続いて、水拭きでしっかりとペーストを拭き取ります。
最後に乾拭き用のぞうきんで拭き取りましょう。

カビ取りするときの注意事項

窓のゴムパッキンのカビ取りを実施するときには、必ず窓を開けて換気しましょう。
カビは胞子を出すため、換気せずに実施すると胞子を部屋中にまき散らすことになるためです。

また塩素系漂白剤やカビ取り剤を使用するときも、換気が必須です。
寒い時期は大変ですが、換気をしながら実施しましょう。

ゴムパッキンにカビを発生させないためにできること

カビが取り除けたら、またカビが発生しないよう予防することも大切です。
次のようなことが、カビ予防には大切です。

加湿しすぎない

室内の湿度が高すぎると、窓が結露を起こし、窓のゴムパッキンにカビが発生しやすくなります。
梅雨時などは、除湿するなどして湿度を下げると良いでしょう。

冬場はあえて加湿する家庭は多いと思いますが、湿度70%を超えるとカビやすくなります。
湿度は60%程度までに抑えるなど、加湿しすぎないように注意しましょう。

窓周辺をこまめに掃除する

カビは埃などをエサにして繁殖します。
そのため、こまめに埃を乗り除くなど掃除すると良いでしょう。

毎日掃除するのは大変かもしれませんが、1週間に1度くらいは、全ての窓周辺の掃除ができると良いですね。

結露はこまめに取り除く

冬場になると、結露が起こることがあります。
結露で発生した水分は、こまめに取り除くと良いでしょう。

窓を開けて換気することで、溜まっていた湿気が取り除かれ、結露予防になります。
また、埃がの蓄積を防げる効果も期待できます。

除菌スプレーを使う

カビは、真菌という菌の仲間です。
そこで除菌スプレーを活用して、カビの発生を予防することも良いでしょう。
アルコール系除菌スプレーか、エタノールを使う方法がありますよ。

ただし、ペットを飼育している家庭では、アルコール系除菌スプレーは使えない可能性があります。
注意してください。

まとめ

窓のゴムパッキンに発生したカビを放置すると、見た目を損なうだけではなく健康も損なう心配があります。
発見次第、除去するようにしましょう。

結露が起こりやすい冬や、湿度が高い梅雨時は、こまめにチェックすると良いですね。
最近では、ジェル状のカビ取り剤も市販されています。

頑固なカビが発生している場合には、このようなものを活用しても良いでしょう。
カビがどうしても取り除けない場合には、ゴムパッキンの交換も考えてください。

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