窓の断熱性がアップするプチプチの貼り方とは?(再掲)

窓の断熱性がアップするプチプチの貼り方とは?

窓に対して、ただプチプチを貼るだけでは、窓の断熱効果は期待できません。プチプチの貼り方を間違えると、窓からの熱の出入りを防止できません。正しい方法で貼り付けましょう。

まず下準備として、窓ガラス、サッシ、桟に付着した汚れをキレイに掃除しましょう。そうすることで、貼り付けたプチプチが剥がれにくくなります。また、テープ、ハサミやカッターなどは忘れずに用意してください。

窓のプチプチの貼り方①

プチプチは窓枠より大きめにカットしましょう。プチプチは、窓ガラスのサイズに合わせてカットするのではなく、窓枠より少し大きめにするのがポイントです。小さくカットしてしまうと、隙間から熱が出入りしてしまい、特に冬は、冷たい空気を感じやすくなりますので注意です。

窓のプチプチの貼り方②

プチプチの凹凸面を窓ガラスの面へ貼りましょう。手で直接窓ガラスに触れることと、手を少し離して窓ガラスに触れるようにするのとでは、冷たさが圧倒的に違います。空気は熱を伝わりにくくする働きがあるため、手と窓ガラスの間に少しでも空気があれば、熱は伝わりにくいのです。すなわち、プチプチの空気層が窓ガラスからの熱の出入りをシャットアウトしてくれるのです。

窓のプチプチの貼り方③

プチプチは窓枠全体をカバーするように貼りましょう。窓は、タイプによって密閉性が違うのですが、特に、窓からひんやりとした冷たさを感じやすいのが「引き違い窓」です。引き違い窓は、窓ガラス、サッシ、レールが組み合わせられた構造で、サッシとレールの間に僅かな隙間があり、ここに隙間風が入り込みやすく、窓辺近くにいると寒さを感じるのです。

窓のプチプチの貼り方④

プチプチを貼るときに窓を外すのはやめましょう。窓はサイズによっては重く、ケガや破損の恐れがあるのでおすすめしません。窓は外さずに、サッシのレールに乗った状態で、窓枠限界までプチプチを貼ってください。

窓にプチプチを貼る際には、いくつかの注意点があります。

窓は開閉できるように工夫すること

窓の冷気は、サッシとレールの隙間からも起こりますが、レール部分までプチプチを貼り付けてしまうと、窓の開閉が難しくなってしまいます。プチプチを貼るのは、窓枠までにして、さらに断熱効果を高めたいときは、プチプチをカーテンのように窓全体を覆うようにするとより効果が期待できます。

利用するテープは屋外用がおすすめ

窓にガムテープや両面テープでプチプチを貼ると、剥がした後にテープのベタベタが残ってしまいます。簡単に剥がせるメンディングテープやマスキングテープを下地にして、その上に、雨や風などに強い屋外用テープで貼ってください。

暖房近くの窓にプチプチを貼らない

プチプチの原料はプラスチックなので、窓の近くにストーブがあると引火する恐れがあります。引火しなくても、プチプチの一部が熱によって溶ける可能性があるので、貼り付ける場所は十分気をつけましょう。

 

窓にプチプチを貼って、冬を快適に過ごしてください。

 

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