「障子紙」と和紙ガラス
これまで、新築住宅では洋室が主流となっていましたが、近年では和室の人気が再燃しています。
和室と切っても切れない関係といえるのが「障子」です。障子(しょうじ)は、木枠に和紙である「障子紙」を貼っている建具です。
「障子紙」には、太陽の光を直接取り入れるフロートガラスと違い、太陽の光を柔らかく間接照明のように取り込む機能があります。しかし、「障子紙」は紙であるためにすぐに破れてしまい、水に溶けてしまいます。このような「障子紙」に代わるガラスが「和紙ガラス」です。「和紙ガラス」がどのようなガラスかご存知でしょうか。ここでは、和紙ガラスのご紹介を致します。
和紙ガラスとは
和紙ガラスとは、フロートガラスとフロートガラスの間の中間膜に和紙、あるいは、和紙調の素材を挟み込んだ合わせガラスをいいます。主に、和室の建具や和食レストランの間仕切りなどに用いられています。合わせガラスの一種であるため、ガラスが割れた時にも、ガラス片が飛散するのを防ぐことができます(安全ガラス)。そして、文字通り、和紙の柄や質感が、そのまま合わせガラス二表現されています。そのデザイン性や装飾性はとても高く、ガラスではありますが、和紙特有の風情や温かみを感じさせる独特の素材です。。
和紙ガラスの厚みは、構成するガラスの厚みによりますが、7㎜以上であり、厚みによって製作できる最大サイズが異なります。製品にもよりますが、最大1850㎜×930㎜まで対応可能です。
和紙ガラスを導入するメリットは、その装飾性です。和紙特有の風情や温かみは、障子に近い外観になります。いろいろな模様の和紙も、また、その独特の雰囲気を持っています。
まとめ
和紙ガラスとは、合わせガラスをいいます。合わせガラスなので、安全ガラスです。また、和室の建具や和食レストランの間仕切りなどに用いられています。
弊社ショールームでは、和紙ガラスのサンプルが豊富にございます。弊社ショールームに、どうぞ、お越しください。