強化ガラスは一定の処理を行い、強度を高めています。
商業施設やオフィスなど様々場所で使用されており、また強度を必要とされる場所でも使用されます。

一般的に割れにくいガラスとの印象がありますが、どれぐらい厚みがあるのかは知らないでしょう。

この記事で強化ガラスの厚みや使用される場所をご紹介します。

強化ガラスとは?厚みや使用されるシーンを見てみよう!

強化ガラスとは?

通常のガラスを熱処理し、急減に冷やし強度を増したのが強化ガラスです。
フロートガラスなどと見た目は同じですが、四倍程度の耐圧性能があります。
強化ガラスは、普通のガラスとほとんど見た目が変わりません。

強化ガラスは650度ぐらいで熱してから、表面に空気を吹き付け冷やします。
表面が先に固まり、内部との硬さの差ができます。
衝撃が加われば、ガラス両面に縮む力が加わり内部の引っ張り応力が相殺されるので割れにくいです。

割れ方に違いがあり、普通のガラスは刃物のように鋭利に割れるのに対して強化ガラスは粉々に割れます。
粉々になって怪我しにくいために安全ガラスとも言われます。

そのために、人がぶつかるかもしれない場所や機械のメーターなど怪我する恐れがある場所で使用されます。

強化ガラスは熱して冷やしただけであるために、重さは普通のガラスと同じです。
ガラスの比重は2.5であり、水の重さの2.5倍という意味です。
例えば、体積100立方メートルのガラスがあれば、重さは250トンになります。

強化ガラスの厚みと大きさ

普通のガラスの厚みは2mm程度ですが、強化ガラスが同じ厚さだとすぐ割れます。
強化ガラスの厚みは以下の七種類です。

・5mm
・6mm
・8mm
・10mm
・12mm
・15mm
・19m

車の窓ガラスの厚みは5mm程度であるために、同じぐらいかそれ以上の厚みです。
19mm以上の強化ガラスを必要とするならば、合わせガラスにします。
ガラスとガラスの間に特殊な膜を挟んで圧着させて、厚みを増やします。

強化ガラスの大きさは4,500×2,440mmぐらいまで制作できますが、中には6,000×2,800mm程度の大きさもあります。
オーダーガラスであれば、特別サイズのガラスも制作できます。

実際に強化ガラスを購入するとなれば、半分ずつ購入し並べて使った方が安いです。
ガラスが大きいほど輸送で大型トラックが必要となり、下ろすときにフォークリフトなどを使うので費用が高くなります。

強化ガラスの利用シーン

強化ガラスの利用シーンの一つが、オフィスの間仕切りです。
間仕切りに普通のガラスを使用すると強度を心配する方がおり、そんなときに強化ガラスが使用できます。

普通のガラスよりも強度が高いので、オフィスや自宅のテーブル用ガラスとしても使用されます。
万が一割れたとしても鋭利な部分が発生しないために、怪我しにくく安全に使えます。

機械のメーター部分のガラスとしても使用します。

その他にもドアや棚用のガラス板、ラックの天板などとしても使われます。

強化ガラスの豆知識

強化ガラスは、熱した後の穴開けは難しいです。
熱して強度を高めた後に穴を開けようとすれば、全体が粉々に割れます。
指定サイズに切断してから強化加工するために、加工前ならば穴開けが可能です。

また、耐熱温度はガラスの厚みが増すほど高くなり、厚さ5mmの強化ガラスの耐熱温度は170度程度です。

強化ガラスの見分け方

強化ガラスは表面に薄い層ができており、太陽光などが当たると層によって光が屈折します。
偏光板を使うと光の屈折を見られるので、普通のガラスと強化ガラスを見分けられます。

見分けるときは、天気の良い日に強化ガラスを太陽光に当てます。
偏光板でガラスの四隅を見て虹色になっていれば強化ガラスです。
虹色は薄く見にくいために、見分けるには練習が必要でしょう。
厚みのある強化ガラスほど光が屈折しやすいために虹色がはっきり出て見分けやすいです。

防犯ガラスとの違い

防犯ガラスも強化ガラスを使っていますが、強化ガラスを二枚合わせて中間膜を挟めて圧着しています。
強化ガラスよりも、より割れにくくなっています。

普通のガラスよりも強度を高めたのが強化ガラスですが、自動車の脱出用ハンマーなどを使うと割れます。
先の尖ったハンマーなどを使えば簡単に割れます。

これに対して防犯ガラスは破壊しにくくなっており、ハンマーなどで叩いてもひびは入りますが、なかなか割れません。
バールのようなものでこじ開けるときにも割れにくいです。
外部からの侵入者を防ぐために、衝撃に強く強い力を与えても一部しか破壊されません。

まとめ

強化ガラスは、普通のガラスを熱してから急激に冷やして割れにくくしています。
オフィスの間仕切りやテーブルトップなどと強度が必要とされる場所で使用します。
厚みにはいくつかありますが、より厚い強化ガラスを使うなら二枚合わせて合わせガラスにします。

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