日本の防犯ガラスについて

日本の防犯ガラスは、ガラス破りの侵入手口のなかで最も割合の多い「打ち破り」と「こじ破り」に対応できることを基準にしています。

「​打ち破り」とは、割る音を気にせずにガラスを割り、住民や警備員などが駆けつける前に数分で強盗目的を達成しようとする犯行手口をいいます。

「​こじ破り」とは、ドライバーなどで音を出さないようにガラスを割って、まわりに気づかれないよう密かに侵入しようとする日本独特の侵入手口をいいます。

先日の銀座時計店での強盗は「打ち破り」の典型です。店内侵入のためにガラスを割ることこそやってはいませんが、店内の高級時計を並べていた什器のガラスをバンバン割っていた彼らは、ガラスの割れる音など気にせずガラスを割り続け、警官が来る前のおよそ2分で100個の高級時計を盗んで逃げました。

日本の防犯ガラスの防犯性能について

「​打ち破り」に関連付けられる防犯性能は、「ガラスの防犯性能に関する板硝子協会基準」により定められています。これは、ISO16936-1(欧州規格EN356の一部を引き継いでいる)に準じた試験方法であり(P1A~P5A)、直径10cmの鋼球(4.11kg)をガラスの上に落下させる試験です。鉄球が、試験体であるガラスを突き抜けなければ、合格です。​

これに対して、「こじ破り」に関連付けられる防犯性能は、財団法人都市防犯研究センターの実験により定められています。これは、ねじ回し(ドライバー)による「こじ破り」を実施し、鍵(クレセント)を外して外障子を開けるまでの時間を計測する試験で、この結果により、ガラスはP1K~P3Kの3段階にランク付けされます。

そして、日本では、上述のP2A(3mの高さから鋼球を900mmx1100mmのガラスの上3か所に落とす試験)以上に合格し、かつ、P2K以上の基準を満たすものを「防犯ガラス」と呼称します。​

欧州の防犯ガラスの防犯性能について

欧州の防犯ガラスは、日本の防犯ガラスとは、少し考え方が違います。日本の防犯ガラスの基準としても採用されているP1A~P5Aは、あくまでも、鋼球が貫通しないガラスの試験であり、この試験に合格したガラスというのは、例えば石を投げつけたときに、その石がガラスを割って向こう側に飛んでいかない、そんなガラスであるということを意味するだけです。だから、P1A~P5Aに合格したガラスは、単に飛んできた石を防いでいるだけで、防盗性能を発揮するものではないと考えています。

では、どんなガラスが防盗性能を発揮するガラスだと考えているのでしょう。P1A~P5Aの上のランクであるP6B、P7B、P8Bの試験を合格したガラスこそ、防盗性能を発揮するガラスだと考えているのです。P6B、P7B、P8Bの試験とは、どんな内容でしょうか。

ハンマーと斧で厳しくガラスを打撃する!

P6B、P7B、P8Bの試験は、油圧駆動のハンマーと斧を使ったテストで構成されています。これは、凶悪な強盗犯のガラスに対する実際の攻撃を再現したものに大変近いと言えます。その試験は、重さ2kgの40mm角のハンマーヘッドをまず使用して12回の打撃で対象のガラスを粉砕し、その同じガラスに対して今度は重さ2kgの斧で30回以上打撃し、400mm角の穴が開いた段階で試験終了です。

400mm角の穴が開いたタイミングが、2kgの斧での29回以下打撃であった場合には、P6Bの試験不合格。30回以上50回以下の打撃であった場合にはP6Bの試験合格でP6Bの防犯ガラスが名乗れます。51回以上70回以下の打撃であった場合にはP7Bの試験合格。71回以上の打撃であった場合にはP8Bの試験合格、という具合です。なんか、めちゃめちゃ、野蛮な感じです。

DDGの防犯ガラスには、P6B、P7B、P8Bもある!

なんとも野蛮なすさまじいテストですが、DDGの防犯ガラスには、このP6B、P7B、P8Bのテストをクリアしたガラスがあります!

日本ではこの試験を合格した証明書を発行できるガラスがなかなかありません。実際に、欧州に本社を置くあるブティックの日本販売店には、この証明書が発行できる弊社のこの防犯ガラスを採用して頂きました。

防犯ガラスについては、是非、DDGにお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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