窓の外が道路や歩道だったり、2階でも他の家の窓があったりすると、外からの視線が気になることもあるでしょう。
カーテンをずっと閉め切っていると部屋が暗くなってしまいますが、「全開にしてしまうと落ち着かない」という場合は、
窓の目隠しをするのがおすすめです。
ここでは、自分で簡単にできる目隠し方法や、おしゃれに目隠しができるアイテムを紹介するので参考にしてください。
窓の目隠しアイデア4選
まずは、窓の目隠しができるアイデアを4つ紹介します。
目隠しというと部屋が暗くなるイメージがあるかもしれませんが、ここで紹介するアイデアは、部屋の明るさを保ったまま外からの視線を気にせずに済む方法です。
ぜひチャレンジしてみてください。
ブラインドを付ける
最近、また人気が再燃しているのがブラインドです。
ブラインドは、角度を変えるだけで外からの光を取り入れながら目隠しができるので、窓を塞ぎたくないという方におすすめです。
ブラインドは無機質なアルミのスラットを連想するかもしれませんが、今は木製やファブリック製など、さまざまな材質の製品があり、インテリアの一部としても活用できます。
また、遮熱効果が高いものや汚れが付きにくいものなど、機能性に優れた製品もあるので、お部屋の雰囲気や用途に合わせたブラインドをチョイスできます。
目隠しフィルムを貼る
「窓に目隠しフィルムを貼る」というのも手軽な方法としておすすめです。
目隠しフィルムは、ガラス窓に貼るだけでリフォーム並みの目隠し効果が期待でき、さらに100均でも手に入るので、ローコストで気になる外の視線を遮れるアイテムです。
また、単に目隠しができるだけでなく、断熱性能があったり防犯性に優れていたり、機能性が高い商品もあるので、プラスアルファの効果で室内を快適な空間にしてくれます。
目隠しフィルムにはいろいろな種類があります。
・すりガラスタイプ
・ミラータイプ
・ステンドグラスタイプ
・模様入りタイプ
・グラデーションタイプ
それぞれの種類によって「外の景色が見えやすい」「部屋を華やかにしてくれる」「採光はそのままで窓全体にモザイクがかけられる」など特徴が異なります。
部屋の雰囲気に合ったものを取り入れてみてください。
ミラーレースカーテンを付ける
ミラーレースカーテンは、部屋の雰囲気を変えずに目隠しができる手軽な方法です。
ミラーレースカーテンには特殊な繊維が編み込まれており、内側からは外の景色が見えても、外側からはレースが反射して中が見えません。
そのため、レースカーテンだけを閉めていれば、光を取り入れながらしっかり目隠しできます。
また、光を反射する性質があることから、UVカット効果も期待できるので、紫外線が気になる方にもおすすめです。
窓ガラスを変える
「予算に余裕がある」「手間をかけずに目隠しをしたい」という方は、窓ガラス自体を変えるという方法も良いでしょう。
モザイクガラスやすりガラスに交換すれば、外からの視線を完全に遮断できます。
交換というと大がかりに思うかもしれませんが、既存のサッシを使えば作業は1時間程度で終わります。
目隠しだけでなく、寒さ対策や光熱費節約などの効果を求める方は、二重窓にするのも良いでしょう。
既存の窓はそのままで、内窓をすりガラスにすれば、気分によって外の景色や空を楽しむことができます。
二重窓は、窓ガラス交換よりもコストがかかりますが「遮熱性や断熱性に優れている」「結露防止」「防犯対策」など、さまざまなメリットがあります。
気になる方は見積もりだけでも出してもらうことをおすすめします。
小さい窓におすすめの目隠しアイデア
キッチンや浴室など小さい窓も、目隠しフィルムなどでカバーできます。
しかし、キッチンは油汚れなどが付きやすく、浴室はカビが発生しやすいので、手軽に取り替えられる目隠しアイテムがおすすめです。
では、どういったものが良いのか、小さい窓を手軽に目隠しができるアイデアを紹介します。
カフェカーテンを付ける
カフェカーテンを付ければ、目線の高さだけの目隠しができます。
取り付け方も、突っ張り棒にカフェカーテンを通し、窓枠に渡すだけなのでとても簡単です。
浴室など「シルエットが外に見えるのが気になる」という場所でも、柄物や濃いめのカラーのカフェカーテンにすると、シルエットをごまかせます。
浴室に使用する場合は、防水スプレーなどを吹き付けておくことで、しばらくの間は綺麗に使用できます。
カフェカーテンは100均でも購入できるため、汚れてもコストをかけずに取り替えられるので、ちょっと目隠ししたい部分におすすめです。
窓の目隠しはアイデア次第でおしゃれにできる!
窓の目隠しは、窓の大きさや位置、部屋の用途などによっていろいろな方法を選ぶことができます。
光をたっぷり取り入れたいのであればガラスフィルム、目線の高さだけを隠したいのであればカフェカーテンなど、アイデア次第では部屋をおしゃれに演出することが可能です。
カーテンを閉めれば外からの視線を遮ることはできますが、日の入らない部屋にいると気が滅入ってしまうので、アイデアを参考に居心地が良くなる部屋を目指してください。