内装でガラス選定に失敗する理由
こんにちは!DDG JAPANです。
内装にガラスを取り入れようとしたとき、
「思っていた仕上がりと違う」
「完成してから違和感に気づいた」
という声は、実は珍しくありません。
ガラスそのものが悪いわけでも、設計や施工が間違っているわけでもないのに、なぜ内装のガラス選定は失敗したと感じられてしまうのか。
DDGでは、これまでの経験から、
その原因は素材ではなく「選び方の順番」にあると考えています。

失敗理由①|「ガラスの種類」から選び始めてしまう
内装用ガラスを検討する際、多くのプロジェクトで最初に話題に上がるのは「どのガラスを使うか」という素材の名前です。
パターンガラス
メッシュガラス
和紙ガラス
こうした素材名から検討が始まること自体は、決して間違いではありません。
しかし、その段階でまだ整理されていない前提が残っていると、後からズレが生じやすくなります。
たとえば、
-
- どの視線を、どの程度遮りたいのか
- 光は拡散させたいのか、通したいのか
- 空間には静けさが必要なのか、動きが欲しいのか
こうした条件が曖昧なまま素材を選ぶと、完成後に「ガラスは合っているはずなのに、何かが違う」という感覚につながりやすくなります。
失敗理由②|「見た目」だけで判断してしまう
ガラスは、サンプルや写真で見ると非常に魅力的に見える素材です。
しかし内装空間では、
-
- 光の入り方
- 背景との重なり
- 人の動線や距離感
といった条件によって、見え方が大きく変化します。
サンプル単体では美しく感じたガラスが、実際の空間では
「思ったより主張が強い」
「逆に存在感が弱い」
と感じられることも少なくありません。
これは判断が甘いのではなく、ガラスという素材が、図面や写真だけでは判断しきれない性質を持っているという、構造的な難しさによるものです。
失敗理由③|「安全性」と「意匠性」を分けて考えてしまう
内装ガラスの検討では、意匠性と安全性が別々の要素として扱われがちです。
デザインは後回しで、まず安全なガラスを、意匠ガラスは雰囲気重視で。
このように分けて考えると、最終的に
「安全だけれど味気ない」「きれいだけれど不安が残る」という結果になりやすくなります。
DDGでは、意匠性と安全性は対立するものではなく、同時に検討すべき要素だと捉えています。
用途や設計条件に応じて、意匠ガラスを合わせガラスや強化ガラス仕様と組み合わせるなど、両立させる方法は存在します。(種類によって対応可否が異なります)

実物で確認しないと分からないことがある
DDGでは、こうした迷いを減らすために、検討段階でガラスサンプルを手に取って確認できるよう、サンプルの貸し出しを行っています。
これは製品を見せるためというよりも、
光の透け方、背景との重なり、視線の抜け方を実寸に近い状態で確認するためのものです。
実際の設置環境に近い場所でサンプルを見ることで、完成後に起きがちな
「思っていたのと違う」というズレを、事前に減らすことができます。
DDGが考える「失敗しないための判断軸」
DDGでは、内装でガラス選定を行う際、素材名よりも先に、次の3点を整理することを推奨しています。
-
- 何を遮り、何を残したいのか(視線・光・気配)
- 空間にどんな印象を与えたいのか(静けさ・軽やかさ・素材感)
- どの程度の安全性・耐久性が必要か(使用場所・人の動線)
この判断軸が整理されると、ガラスの種類は「選ぶもの」ではなく、自然に絞り込まれていくものになります。
素材は「答え」ではなく「結果」
DDGでは、パターンガラス、メタルメッシュガラス、和紙ガラスなど、
さまざまな意匠ガラスを扱っています。
しかし、最初から素材名を前提に話を進めることは多くありません。
空間の条件と目的を整理した結果として、「このガラスが適している」という結論にたどり着く。それが、内装ガラス選定で失敗を防ぐための考え方だと考えています。
まとめ
内装でガラス選定に失敗する原因の多くは、素材そのものではなく、判断の順番にあります。
DDGでは、空間の目的を整理し、必要に応じて実物確認を行いながら、納得できる形でガラスを選定されることを推奨しております。
実物を確認されたい方向けに、ショールームの案内や、サンプルの貸出を行っていますので、ぜひお問い合わせください。

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